グリーン島に行こう@ケアンズ

グリーン島で15年以上働いているダイビングインストラクターがお答えします

「グリーン島の熱帯雨林」の記事一覧

グリーン島のハートリーブたち!ハートリーフではありません(笑)

〈ケアンズグリーン島ブログ〉グレートバリアリーフには、ハートリーフと呼ばれる『ハートの形をしたサンゴ礁』があり、それを上空から観覧するツアーがカップル(特にハネムーナー)に人気です。『このハートリーフを一緒に観たカップルは幸せになれる』という都市伝説は今でも普通に耳にしますし、ハネムーンで訪れる方も多いそうです。しかし、このハートリーフはハミルトン島というケアンズ グリーン島からは、510kmも距離があります。ケアンズにお越しいただくお客様は、ほとんどの方がグリーン島にも足を運んでいただけるので、手軽に見る事の出来るハートの形をした植物2種類を紹介します。

グリーン島の熱帯雨林!モクマオウはオーストラリア唯一の非マメ科植物

オーストラリアのケアンズから行くグリーン島の珍しい植物であるカジュアリナ・ツリーの愛称で呼ばれるトクバサモクマオウは、松の葉を下向きにしたような木なのですが、松の木とは種類も違い、無関係の植物です。オーストラリア国内では唯一の非マメ科の植物で、大気中の窒素に接触できる珍しい種だそうです。 紋羽の木(モンパの木)の花は一年を通して定期的に咲き、小さなその花の形が『タコの足』に似ている事からタコの木(オクトパス・ブッシュ)とのニックネームがついています。

グリーン島の熱帯雨林にウォーキングツリーという歩く木【タコの木】

オーストラリアのケアンズにあるグリーン島のアダンの木(ウォーキングツリー・タコの木)は、雄木が雌木の近くまで歩いていくとの言い伝えもあるのですが、実際は、太陽の光を求めて木が折れ曲がる時に、古い根が離れて新しい根が張る事があり、5年間で2メートルほど移動した記録もあるそうです。他にもグンバイヒルガオなどグリーン島で見ることが出来る植物たちを紹介します。

グリーン島の熱帯雨林!ノニは別名チーズフルーツという体に良い植物

〈ケアンズグリーン島ブログ〉ノニは、葉が生い茂った細長い木で、最大の特徴は、長期に渡り熟成されたブルーチーズのような独特の香りを持つ果実が実る事。チーズフルーツという愛称で呼ばれています。クサトベラは、密生した葉と茎が、広範囲に生い茂る熱帯性常緑低木で、ハワイにも生息するこの植物の葉は、表面がワックス状にコーティングされており、葉の先が丸くなる特性と共に強い日差しを反射し、水分の蒸発を防いでいるとの事。

グリーン島の熱帯雨林がスゴイ!ヤシの木と南国ビーチは絵になるよね

オーストラリア・ケアンズから行くグリーン島は外周1.6km程の比較的小さな島ですが、約120種類以上の熱帯雨林植物や沿岸植物が生息しています。グレートバリアリーフに浮かぶ島は900島以上あり、砂やサンゴから出来た島は300程あります。そのコーラルケイと呼ばれるサンゴで出来た島で、その島の上に熱帯雨林が生い茂るのはこのグリーン島だけというグレートバリアリーフでも珍しい島なのです。